きらびやかな12月の街並

12月の街は、特別な華やぎに満ちています。きらめく電飾をまとった街路樹や、広場に据えられた巨大なクリスマスツリー。通りを歩けば、店先を飾る個性的なオーナメントの数々が、私たちの目を楽しませてくれます。
サンタクロースに手紙を書いていたあの頃をとうに過ぎたって、この季節はやっぱり、心が躍るものですよね。

飾付の道具を選ぶ

冬のホームセンターはDIYの特設コーナーを設け、クリスマスや年末年始の飾付に使用できるアイテムをピックアップしてくれています。リースやオーナメントを作るワークショップが開催されることもあり、毎年、この時期は大盛況のようです。オリジナリティあふれる空間造りのヒントになるため、物件のオーナーさんもついつい足を運んでしまうのだとか。
タイマー付きのライトやワイヤーライトは、バランスをとって樹木や柵に絡ませるだけでも空間が華やぐので便利なアイテムです。庭先を飾りたいのであれば、防水タイマーが役立ちます。星型の電飾や、マルチカラーのライトは1つあるだけで凝った印象になるので、手軽にパーティーの雰囲気を出したいときに重宝するでしょう。

住む場所を飾る楽しみ

分譲マンションでは敷地内のシンボルツリーにイルミネーションを取付け、エントランスホールにツリーを飾ったり、共用部で入居者同士のパーティーが開かれたりすることも珍しくありません。広い空間に施された装飾と近隣コミュニティでの触れ合いは、子供たちにキラキラしたクリスマスの思い出を与えてくれるようです。大人らにとっても、ほどよい距離感でのコミュニケーションをはかる場として、機能する側面があるのだとか。
賃貸マンションにおいて、季節の飾付や入居者同士の交流の場を設けることは稀です。
たとえば、共用のエントランスに小さなツリーを飾ってみるだけでも、帰宅する人々の心は浮き立ちます。ドアーにリースをかけたり、硝子窓に剥がせるステンシルを施すのも、手軽に雰囲気が変わって楽しいですよ。

あるマンションのオーナーさんは、エントランスホールの片隅にクリスマスツリーを設置しました。マンションに入居している良い子たちと、むかし良い子だった大人たちが喜んでくれればと、お菓子の詰まったブーツもぶら下げたのだとか。すると数日後、サンタクロースへ宛てたお礼の手紙がたくさん届いたそうです。
 

賃貸に住もうが、持ち家に住もうが、クリスマスを迎えるワクワクした気持ちは多くの人が抱くもの。息苦しくならない程度に、こうした気分を共有出来たら、嬉しいですよね。
これからの時代は賃貸マンションのオーナーさまも、入居者さんの帰宅が楽しくなるような空間造りを考えたいものですね。

著:岡田麻沙