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リノベーションと言うと、外壁やドア、照明など目につきやすい部分を最初にイメージする方は多いと思います。
意外と見落としがちな外床ですが、日々の人の往来によって、泥や土などで汚れやすく、更に、外壁等と同様に日光を直接浴びる事で色あせや劣化が起こりやすい部分となっています。
今回の記事では、外床リノベーションの効果や費用について紹介します!

外床リノベーションとは?

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外床はコンクリート床や芝生等もありますが、基本的にはタイルが張られていることが多いと思います。つまり、外床リノベーションとは、タイルの張替え作業だと考えていただけば問題ないと思います。

外床リノベーションの効果

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建物の第一印象はやはり、外壁や建物自体のデザインで決まることが多いです。
しかし、初めて訪れたマンションや、住宅の場合、段差等ありますから、必ず床部分を目にします。
どんなにきれいでお洒落な建物にしても、床面が汚かったり、手抜きだった場合、折角良かった第一印象も台無しになってしまいかねません。
つまり、外装、外床はある程度セットで考えて置く必要があると言うことです。

タイル張替えの手順

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それでは、具体的にタイル張替えの手順について解説していきたいと思います。
タイル張替えの手順自体はそこまで難しい物ではありません。

基本的な工程としては
1. 古いタイルの剥離
2. 下地造り
3. モルタルを塗る
4. タイル貼り付け
5. 目地を詰める

の流れとなります。


古いタイルの剥離
タイルを貼り替える場合、すでにある傷んだタイルを剥離する必要があります。
要は、剥がせさえすれば良いのですが、なかなか体力のかかる作業です。
まずは、どこか一枚剥がせそうな部分を見つけ、ホームセンターなどで売られているタイル剥がし用の先が薄くなった金属を使いながら剥がして行きます。
薄めのタイルの場合は、この方法で剥がすことが可能ですが、厚みのあるレンガ等を使用している場合、削岩機等専門器具が必要になる場合もあります。


下地造り
古いタイルの剥離が終わると、新しいタイルを貼り付ける為の下地造りをします。
タイルを剥がした面に薄くモルタルを塗り、平らにして行きます。もし、タイルを剥がした面の凹凸が激しい場合、新しいタイルがガタガタになってしまいますので、金槌等で叩いたり、専用の機械を使いながら出来るだけ平らになるように修正します。
但し、次のモルタルを塗る作業である程度補修が出来ますので多少の凹凸は問題ありません。


モルタルを塗る
下地処理が終わったら、モルタルを塗って行きます。モルタルとは、セメントと砂と水を練り合わせた、コンクリートよりもきめ細かい建築資材の事です。
モルタルは、乾燥した跡で削り取ることが出来ますので、ある程度厚めに塗っていきます。
そして、貼り付けたタイルが馴染み安いように、くし目になったコテ等を使用しながら、表面に凹凸をつけて行きます。


タイル貼り付け
最後は、タイルの貼り付けです。
モルタルの上にタイルを並べて行きます。この時、ゴムハンマー等で叩きながらタイルを貼り付けて行きます。(圧着張)モルタルは、乾燥して固まって来ますので、30分を目安に貼り付けて行きましょう。


目地を詰める
タイルがきれいに貼り付けられた跡はタイルとタイルの目地を埋める必要があります。
埋めると言っても、水分を多めに伸ばしたモルタルをゴムのヘラ等まんべんなく塗り、少し乾燥させます。ある程度乾燥したら、水で絞ったスポンジで表面を軽くこすれば、目地が埋まり、タイルの表面をきれいに仕上げることが出来ます。

以上で、タイルの張替えは終了です。
手順自体は非常にシンプルですが、なかなかDIYで全部となると根気のいる作業です。
不安のある方は外装業者等に依頼することをおすすめします。

外床リノベーションの費用について

続いて、外装業者等に外床のリノベーションを依頼した場合の費用について紹介したいと思います。
実は、外装リノベーションの中で、外床にかかる費用は最も費用がかからない部分だと言われています。その為、リノベーションをする際はセットで考えておくほうが、トータルコストの面でみても費用を抑えることが出来るようになります。

業者に依頼する場合、当然の事ですが、面積や素材、デザイン等様々な条件で費用が変わって来ますが、平均的には1平方メートル当たり安い場合で5千円程度~1万数千円程度である場合が多いです。もちろん、面積が大きくなるほど、1平方メートル当たりの値段は安くなります。

また、価格を分ける大きな部分は使うタイルと、デザインの2点です。
一口にタイルと言ってもファインスレートと呼ばれる一枚100円程度の物もあれば、高級感のあるメタリックタイルは一枚1000円以上することもあります。
また、デザインも、単に整列して貼り付ける場合と、アーティスティックなパターンで貼り付ける場合とでは、デザイン料や工賃等が変わる場合もあります。
したがって、希望するデザインと予算等を考慮して外装業者と相談しながらすすめる事をおすすめします。

外床は魅力的な外観の基本、計画的に投資をしよう!

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今回は外床のリノベーションの効果や費用、手順について紹介しました。
ファッションでも「お洒落は足元から」と言われるように、細部にこだわる事で全体的な魅力が増すものです。
いくら、外装をきれいにしても、エントランス周辺の床が汚ければ台無しです。

費用的にもそこまで高い物ではありませんので、外床のリノベーションを検討している方は是非、一度検討してみてはいかがでしょうか。