アウトドアリノベーション

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賃貸マンションの“限界専有面積“

もうしばらくすると始まる新しいシーズン。
憧れの都会暮らしを始める人もたくさんいると思います。
憧れの都会暮らしで直面する問題は、
家賃が高くて部屋が狭い。という現実。
東京、大阪などの都市部で利便性の良い立地、家賃は当然高くてあたりまえ。
その傾向は残念ながらわたしたちが生きてる間、変わる見込みはありません。
そう、無駄に値下がりを期待しないということですね。                                  
 
都市部で働く若い人たちが、毎月支出しないといけない家賃負担は小さくなく、
その対価で得られる居住空間は、広くない。というのが現実です。
(2019年1月港区ワンルーム家賃相場12万円 ※LIFULL HOME'S  家賃相場情報 参照
首都圏ワンルーム平均面積 26.8㎡ ※SUUMO 20代社会人シングル男女の一人暮らしデータ 2009 参照)

大家さんはなにも意地悪で狭い部屋を高く貸しているんじゃなく、
マンションが建つ土地の購入費やその建設費、維持管理費に公租公課(税金)など
マンションの原価やランニングコストから収益を計算し、
その結果から、部屋の広さが決められているという仕組みなんです。
つまり収益を上げられるギリギリの“限界専有面積“(そのまま賃貸できる限界の専有面積)という理屈が、
都会ならず日本中どこにでもに存在しているということです。
 
当然土地などの原価が安い地方部では、部屋の広さは広くなる。
“限界専有面積”が広くなるわけなんです。

日常生活はインからアウトへ

すっかり聞きなれた山ガールや流行のラギッドファッション。
軽四輪を改造したキャンピングカーでパーキングキャンプなど、
最近、ライフスタイルの一部がインドアからアウトドアへシフトしている傾向があります。
アウトドアブランドの機能的ウェアが、軒並みタウンウェアと変化しているのは
その流れのひとつですね。
高くて狭い都市部のマンションで暮らす人たちが、
日常にアウトドアの感覚を取り入れ、自室や街の喧騒から解き放たれ、
広々とした戸外の開放感を味わいたいという欲求が高まっているんでしょうか。
そしてこのトレンド、今後も広がりを見せながら定着してゆきそうです。

進化するアウトドアライフグッズ

マンション暮らしで充実したアウトドアライフを可能にするアイテムといえば、
折りたたみチェアはその代表格。「ALITE」ならバルコニーでも、
リビングのチェアとしても使い易く、インスタ映えならインパクト大。
屋外用キャリーワゴンは、インでは収納ケースとして。「DOD」ならカスタマイズもでき、高機能、高耐久。
調理器具のはスキレットはそのまま食卓へ出すとお洒落で、
防災時に役立つランタンは「COLEMN」の限定シーズンランタンが常時人気ですね。
あと、意外と自立式ハンモックは室内ベッドとして注目株。
そんな進化を見せるアウトドアグッズ、
マンションライフを自由に開放するため欠かせないアイテムです。
 

アウトドアリノベーションというアクション。

すでに分譲マンションや分譲住宅では、
バルコニーを4メートルも張り出したアウトドア・ライフで、
多くのファン層を確保しているブランドや、
屋上グランピングのシーンをメインにセールスしている大手ビルダーもあります。

時代を先読みした賃貸マンションではアウトドアリノベーションの動きは始まっていて、
エントランス前や屋上をグランピング・スペースとして整備、開放したり、
建物外観に木材やウッドデッキを用いて、アウトドア感をわかりやすくビジュアル化した物件、
アウトドアホビーのバイクやサーフボードを、共用部に大切に保管できる物件など、
共用部を新しいサードプレイスとする有効活用が好評です。
見栄えと実用性を重視した“アウトドア・リノベーション“。
今後ますます本格化してくる兆しです。

アウトドア・リノベーション

賃貸マンションをアウトドアライフを感じさせるエントランスにリノベーション。
ウッド素材やアースカラーでナチュラルな雰囲気を演出します。

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