出典:http://gaiheki-kakekomi.com/home/meji/

コーキングは専門業者があるほど難しい!

ご自身で外壁の修繕や修復を行おうとしている方も多いと思います。しかし、コーキングは自分でやるとさらに悪化してしまう恐れもあります。ここでは、コーキングの失敗で外壁が悪化してしまう例や、具体的な解決策などについてご紹介します。
 

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コーキングの難しさ

外壁塗装における目地は、一般的にサイディングボードやALCパネルを外壁に使用した際の板と板との間の部分のことを指します。目地は家の動きに対応する要の部分ですが、経年劣化でヒビが入ったり剥がれてしまうこともあります。コーキング材の耐用年数は昔に比べると伸びていますが、それほど長期間は保たず、5年ほどで寿命が尽きる場合もあります。紫外線、雨、風などの要因で劣化し、ヒビが入ったり剥がれたり穴が開く原因になってしまいます。穴が開くことで雨水が外壁内部に入って劣化し、家そのものの防水構造が機能しなくなることにもつながりかねません。
サイディングボードの家は玄関ドア、窓などの開口部などの至る所に目地があります。大きくない家でも数十メートル以上の作業が必要になり、非常に神経を使う大変な作業になります。コーキングを行うには、「撹拌作業」、「旧コーキング材除去」、「プライマーの塗装」、「二面接着」、「乾燥時間の厳守」などの知識が不可欠です。しかし、これらの専門知識を持たずに目地の修復を行うと、フクレ、痩せ、剥がれ、ひび割れなどの不具合が耐用年数よりも早く起こってしまいます。通常の耐用年数は7年から8年ですが、施工不良で半年から数年のうちに不具合が起きてしまうケースもあります。最終的には雨漏りや家自体の寿命の短縮などの致命的な劣化を招いてしまいます。
 

コーキングには国家資格も存在!

ここまででコーキング補修工事がいかに難しいものかおわかりいただけたと思います。コーキングには国家資格が存在します。「一級技能検定合格証書 防水施工」という実務経験7年以上の目地補修スペシャリストです。二級もあり、こちらも実務経験2年以上が必要な十分に難しい資格です。シーリング職人の技術を確認する際、これらの資格で判断するのもおすすめです。
 

コーキングは専門業者に依頼しよう!

コーキングを失敗せずに行うためには、やはり専門業者に依頼するのが無難です。繊細で緻密な作業を必要とするコーキングは、一歩間違うとさらなる悪化の原因となりかねません。確実に修繕や修復を行いたいと思う方は、きちんとした専門業者におまかせしましょう。