玄関のドアを新たにリフォームする場合、どのようなコーディネートをすればいいかわかりますか? 一口にドアと言っても様々な種類があります。おしゃれな玄関ドアを設置することができれば、毎日の暮らしに新たな彩が加わります。どのように選べばいいのかを具体的に見ていきましょう!
壁とのグラデ効果で上品な印象に!
何事においても品格というのはとても重要。それはドアに関しても同じことが言えます。玄関ドア選びをするときの基準となるのが周囲の壁の色です。壁が落ち着いた色なのに、ドアだけを奇抜ない色を選ぶと当然ながら甚だしいミスマッチになってしまう可能性があります。後述しますが、思い切った配色が必ずしも悪いとは限りません。ただし全体の調和を無視した色選びをしてしまうと、失敗することが多いのも事実。そのような悲劇を避けるためにも、壁と玄関ドアを同系統の色にしておきましょう。おすすめは明るめの色をした木調のドア。玄関ドアに木の色を選ぶ人が多いのは、それだけ万能という証拠なのです。タイル壁に木調のドアは非常にたくさん選ばれ、まさに相性抜群の組み合わせ。
選び方における注意点ですが、同じ色でもメーカーによって色合いが微妙に異なるということ。例えば同じホワイトでも若干、色味が違っているケースがありますので、必ず己の目で確かめることをお忘れなく。ショウルームで玄関のドアを展示している場所がありますので、実際に見て確認しましょう。ネットの写真のみで判断すると、あとで後悔することになりかねません。最後の決断は本物を生で見てから下すようにしてくださいね。
思い切った色選びで外観のアクセントに!
あえて周囲の壁とはまるで違うドアの色にするというやり方もあります。大胆な手法ですが上手くハマれば、かなり格好いい仕上がりになります。赤、青、緑という光の三原色も選択肢に入ってきます。「緑色の玄関が目印の家で覚えやすい!」と、来訪者からも好評を博すなんとことがありえるかもしれません。
もしポップすぎる色は気が引けてしまうという人の場合、周囲の壁の色とのバランスを考えましょう。回りの壁がかなり濃い色だったら、白色ドアを取り付けるというやり方も多く見られます。反対に壁が白っぽいのなら、ドアを濃い色にするなど、全体でバランスをとることができるのです。白地の壁に茶色のドアをコーディネートするのも良いアクセントを生み出します。思い切ったことをしたいけど、自分の色選びに自信がないと言う人は、プロのアドバイスに耳を傾けるという手もあります。
壁と違った素材で、存在感ある玄関に!
最後にご紹介するのは、壁と全く違う素材を使ったやり方です。ミスマッチを巧みに利用した手法は、見るものに「なるほど、こんなやり方があったのか!」という発見を与えます。まるで違う素材同士を組み合わせるというのは、かなり上級テクニックであることに間違いありません。だからこそチャレンジしたいという勇気ある人達のために解説します。
レンガの壁に金属のドアをはめ込んだり、コンクリートの壁に木でできたドアを入れるなど、様々なバリエーションがあります。木製のドアは使い勝手がよく、金属の外壁に対しても相性が良いので、色々なところで見たことがあることでしょう。固定観念に捉われることのない自由な発想こそが、これまでに新しいトレンドを生み出してきました。「無難な組み合わせは当たり前すぎて面白くない」と感じる人こそ、違う素材を使ったドアコーディネートがしっくりくるかもしれません。
まとめ
玄関ドアをどのようすれば、おしゃれに見せることができるか見てきました。毎日、開け閉めするドアだからこそ、徹底的にこだわりぬいてもいいはずです。中には斬新な見せ方もありますので、型にはまらず自分の好みを押し出した選び方をしてみてはいかがでしょうか。