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家族での暮らしを考えると、気になるのが家の素材や木材です。過去にアスベストによる健康被害問題が浮き彫りになりました。そのため、マンションや家の素材も気にする方は増加しています。今回はそんな家族の健康やライフスタイルにも大きく影響する自然な木材無垢を紹介します。子育て中で家を建てようと考えている方や、引っ越しを考えている方に、リノベーションと木材を組み合わせた新しい暮らしの方法を紹介していきます。

●無垢とはどんなものか

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無垢の建物を紹介する前に、無垢素材とはどんなものなのかを理解しておく必要があります。無垢とは、混じりのない素材そのものを活用したもののことを言います。無垢材という言葉を家具店などで聴くことがあるかもしれませんが、これは、切り出した木材の一枚板を加工し、他の木材などを混ぜずに作った床材のことを言います。

一方、複合フローリング等と呼ばれているものは、合板や集成材として薄く削った天然木を貼り合わせているものです。無垢の最大の魅力は、木そのものがそのまま受け継がれ、生活の一部に組み込むことが出来るという点です。無垢ならではの重厚感や、無垢独特の豊かな表情も大きなポイントです。

同じ模様のない無垢材には、無垢材ならではの存在感があります。木目や節の大きさ、色合いなど、一枚板ならではの美しさがポイントです。また、無垢材は保温性や断熱性に優れています。乾燥すると水分を発散し、湿度が高くなると水分を吸収する特性を持っているので、季節を問わず快適に過ごすことが出来ます。

また、無垢材は身体に優しいことでも知られています。ホルムアルデヒトを含む接着剤の使用がない、もしくは少量で済むので、ホルムアルデヒドが原因となるようなアレルギー、アトピーやシックハウス症候群が軽減されるケースもあり、子育てや健康を考えると無視できない素材です。また、無垢材は丈夫で耐久年数が長いということでも知られています。使い込まれることで風合いが豊かになり、味わい深くなるというのも無垢ならではです。

品質や性能が低下してしまう経年劣化とは違い、アンティークさながらの味わいが出てくる経年変化を楽しむことが出来ます。ウォールナットやマホガニーなどの様々な木材があります。

●築45年・長屋リノベーションで無垢材を活用

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奥田達郎建築舎が手がけた長屋リノベーションでは、無垢材をフル活用した木の温もりがある長屋が完成しています。天井や床に無垢材を使用することで、新しさと温かみのあるインテリアを実現しています。環境にも良く、気持ちよく生活できるようなリノベーションで、中古物件や古い物件を新しく蘇らせる力を感じることが出来ます。DIY棚や洗面器なども全て無垢にこだわっているので、インテリアに統一感が出て厚みのある室内となっています。

●明るさと広さを活用したリノベーション無垢材ハウス

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リノベーションに無垢材を取り入れて室内を新しくコーデイネートしたという事例も少なくありません。大きな古民家で暮らしていた家族が、家の劣化や室内の暗さに悩み、リノベーションに携わった夢ハウスでは、実際の家屋の特性を活かしたリノベーションが行われました。想い出深い家だからこそリノベーションして新しく長く住めるように工夫されておりリビングを広くとり、明るい室内に仕立て上げています。座敷が多い室内でも、無垢材にかえて木の温もりのある室内にすることで椅子とテーブルの洋風インテリアにもなるように解決しています。

●床材には妥協せずにリノベーションマンションで

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中古マンションの事例で多いのが、無垢材を活用してリノベーションを行うパターンです。築20年以上の物件でも、無垢材を活用することで温かみのある新しい住まい空間を作ることが出来ます。天然の無垢はマンション購入でリノベーションする際にも活用されており、中古であってもインテリアを美しく見せることが出来るので注目されています。

床だけでなく、壁の一部や天井などにも無垢材を活用することで、美しいインテリアを実現することが出来、調和のある空間が完成します。実際に購入する場合はリノベーションの費用や総合的なコストを考えながら導入していくことになります。費用的の面も気になりますが、一生ものの部屋となるので妥協せず良い素材を使っていくことが重要です。

●天然ならではの良さを味わう事ができる無垢材

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無垢材は天然のものなので、家にあるだけでなんとなく心が安らぐという人がいるほどです。機能性も高く、日本の気候にしっかりとマッチしている無垢材は、インテリアとしてだけでなく、利便性や持ちの良さも定評です。いざ購入してリノベーションで導入していくとなると、やや高いのが難点ですが、戸建てやマンションの分譲など、劣化が気になってきた場合や、引っ越し、新築購入などを考えている場合は、その建物の素材に着目してみるのも良いでしょう。