人が住む家、オフィスがたくさん入ったビル、スカイツリーのように高いタワー。世界には、ひときわ目を引く奇妙な建物がたくさんあります。一体、誰が、何のために変な建物にしてしまったのでしょうか。思わず「なんじゃこりゃ!?」と口に出してしまいそうな建物を紹介します。
 

1 クンストハウスグラーツ(オーストリア)

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こちらはヨーロッパ、オーストリアにあるクンストハウスグラーツです。
外壁は一体何で出来ているのかがわからないような奇妙な建物ですね。周りの建物とはテイストが違うので近未来感が溢れています。アメーバだとか細胞のようにも見えて、まるで顕微鏡を覗いているみたいです。あるいは、未知の飛行船が不時着した・・・など建物だけでも想像がたくさん膨らみますね。現代アート美術館ではあるそうなのですが、入館する前から前衛的なアートを観ることが出来そうです。
 

2 ザ・ロンガバーガー・カンパニー(アメリカ合衆国)

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アメリカのオハイオ州にはるバスケットの形をした建物です。
木製バスケットなど室内の装飾品や生活用品を製造している会社の本社だそうです。
取っ手の部分だけ手で隠して見ると、ちょっと高級なホテルにも見えます。
カゴの部分はいいのですが、取っ手の部分は何かに使われているのでしょうか。取っ手が邪魔で屋上をヘリポートとして使うことは無理そうですね。動いたら使えそうですが。
この会社の社長は本社を含め支社のすべてをバスケットの形にしたかったそうですが、娘に反対され本社だけこの姿になっているそうです。本社だけで良かったですね。
 

3 ストーンハウス(ポルトガル)

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ポルトガルで建てられた石で出来た家で紀元前3世紀の・・・ではなく1974年に建てられていて出来てからまだ40年ほどしか経っていません。定年退職した夫婦が建てたそうですが、あまりにも観光客が訪れるために現在、建てた夫婦はもちろん誰も住んでいないそうです。石の家って、童話の「3びきのこぶた」でしか知りませんでした。なぜ作ろうと思ったのでしょうか。通気性だとか、耐久性かとかいろいろ気になってしまいます。ヒビが入ったらもう終わりですよね。ちなみに4つの大きな石から出来ています。
 

4 変質(アメリカ合衆国)

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アメリカ、カリフォルニア州にあるバス停です。「バス停はどこですか?」と道行く人に尋ねても一発でわかりそうですね。バスは本当に来るのでしょうか。行き先も表示されず、不気味な笑みを浮かべた人が運転するバスが来そうな感じがしますね。そのバスに乗ったら異次元にでも飛ばされて二度とこの世界に戻ってくることが出来なくなりそうで怖いです。普通のバス停だと、行き先と時刻表の表示だけで味気ないですが、こちらは見てて飽きません。
 

5 オフィスセンター1000(リトアニア)

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リトアニアにある国際銀行の事務所が入居するビルです。大きな紙幣で出来ているわけではありませんが、外壁が紙幣ですね。日本で言えば日本銀行の建物を上空から見ると漢字の「円」の形をしていますが、お金そのものを建物に取り入れてしまうとは。紙幣にはリトアニア銀行と書かれていますが、現在リトアニアで使われている紙幣はユーロです。