いつもは外観リノベーション(外リノ)に関する豆知識的な記事を配信しているこのサイトですが、
今回は趣向を変え、実際にある「外リノ物件」とその周辺の町並みについて、撮影した写真つきでレポートを
行っていきます。
今回舞台となるのは、大阪府大阪市淀川区西中島エリアにある「Sビル」、そして「Sマンション」です。
 

西中島南方とは?

それではまず、Sビルへと向かいましょう。
スタート地点は大阪メトロ「西中島南方」駅です。
新幹線の停車駅として日々多くの人が訪れる新大阪駅から一駅しか離れていないこの場所は、梅田と比較すると小規模ながらもビジネス街としての側面を持ち、また居住区としても人気を集めています。

西中島南方駅があるのは大阪メトロ高架のすぐ真下。
メタリックな鋼材が独特の雰囲気を醸し出しています。

西中島南方駅周辺はビジネスパーソン向けの飲食店や居酒屋が多く、グルメスポットとしても知られています。

どちらかと言えば、新しいオフィスビルよりも年代ものの雑居ビルを多く見かけますね。
外リノ対象としてはうってつけです。

裏通りは少々雑多な雰囲気ですが、他にはない個人経営のお店が軒を連ねています。
グルメハンターは裏通りを狙ってみましょう。

いろいろな顔を持つ不思議な街です。

Sビルへ

Sビルはここから西に徒歩4~5分ほどのところにあります。

日清食品本社ビル。
「カップヌードル」や「チキンラーメン」で知られるこの会社は意外にも大阪が創業地。現在もこの西中島南方にオフィスを構えています。

このエリアはお値段手頃な定食屋さんがたくさんありますね。
だいたい700~800円でランチを食べることができます。

西中島南方駅から南へ歩くと、阪急南方駅へ。
周辺はマンション地帯となっています。

南方駅前になぜかあったスーパーのカートらしきもの。
周囲にスーパーはないようですが……。

阪急南方駅の線路は地下道をくぐって越えることができます。
夜はあまり歩きたくない場所ですね。

近年流行りの「猫カフェ」でしょうか。

すべり台しかない公園というのも珍しいです。

Sビル【After】

Sビル【Before】

「Sビル」に到着しました。
このビルはエントランス周辺を外リノ。
エントランスの壁面の塗装やブラケット照明およびダウンライト交換、LEDテープライトの間接照明設置などを
施し、70年代のニューヨークを彷彿とさせる都市的な建物として新しいチャームポイントを獲得しています。

とくに目を引くのは、出入り口すぐそばのロゴマークです。
これによって、訪問者にSビルという建物の存在がより認知されやすくなっています。
建物のオシャレにも一役買っているところがポイントですね。

Sマンションへ

それでは、次の目的地であるSマンションに向かいましょう。

駅から離れて行くにつれ、新旧大小さまざまなビルやマンションが見えてきました。

建設現場にて。
こういった数値を表示する義務があるのでしょうか。

※この後の散歩の続きは 写真つき 西中島外リノ物件ツアー【後編】へと続きます。

後編では日没後の西中島界隈の様子・ライトアップされたSビルとSマンションをご覧いただけます!!