幼少期の環境というのは、その後の人格形成にまで大きな影響を与えかねないほど大切です。子供がストレスなく目いっぱい遊べるような庭があれば、伸び伸び育ちやすくなるのではないでしょうか。子供目線に立った庭作りの方法を紹介していきます。読んでいるだけで様々なアイデアがひらめいて、居ても立ってもいられなくなるかもしれませんよ。ワクワクがいっぱいの庭造りを早速見ていきましょう!
実は重要な芝へのこだわり
最初にこだわってほしいのが芝です。芝は天然芝と人工芝の2種類があります。自然の恵みを蓄えた天然芝は確かに魅力的。ただしこちらに向いているのは、芝の手入れができる余裕のある人です。多忙な仕事を抱えている人の場合、芝が伸び放題になりかねません。気合を入れて導入した天然芝なのに、そのようなことになってしまってはがっかりです。
そこで時間がない人におすすめなのが人工芝。「人口の芝って硬くてチクチク肌に優しくなさそう……」なんて、ネガティブなイメージを抱いてしまう人もいることでしょう。しかし人工芝の世界に技術革新が起こった昨今では、それほど天然芝と変わらなくなってきました。手触りが抜群の人工芝が簡単に手に入るようになっておりますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
情緒を育む家庭菜園
ガーデニングは一時期のブームと言えないほど定着していますが、子供も一緒に参加できる野菜作りができるスペースを設けてみてはどうでしょう。自分が一生懸命育てた野菜が、大きくなって最後は食卓に並ぶという一連の流れをぜひ経験させてあげてください。気持ちをこめて何かを成長させるということを、幼い時期にできていれば心優しい性格に育つかもしれません。
キッズ用のスペースを作り、そこで育てる野菜は子供に任せてみるというのもいいですね。責任感を生まれますし、自分の力で逞しくなっていく野菜を目の当たりすることは情緒的な面においても非常にいいと言えます。野菜に対する知識などが自然と身につく子供用の家庭菜園はメリットだらけなのです。
子供遊びの定番、砂場
庭で行う子供の遊びと言えば、砂遊びが欠かせません。自由に形作れる砂は、子供の想像力を育みます。砂場で遊んでいる子供の脳内では、大人からすれば予測できないような、楽しい夢想が広がっていることでしょう。「将来クリエイティブな分野で活躍してほしい!」と願う人は、ぜひ砂場を作ってあげましょう。
囲いをしっかりと作ってその中に砂を入れます。こうしておけば、もし子供が大きくなって砂遊びをしなくなったのなら、そのスペースを使って前述した家庭菜園用の場所に移行させることもできるのです。可能であれば砂場の上に屋根をこしらえましょう。そうすることで管理がかなり楽になりますし、小雨程度の場合、外で砂遊びをすることもできます。砂場は夜中に猫がやってきて糞尿をしていくことがあります。猫の侵入を防ぐために、簡単にかぶせられる蓋を作っておきましょう。
まとめ
デザインセンスに自信のある人は、自分でコーディネートしてみるのもいいでしょう。もしプロの手に託した方が良いと感じた場合は、設計事務所やエクステリアの専門業者に相談してみるという手もあります。自分達だけで抱え込んでストレスを感じた場合は、早期に専門業者に委ねてみましょう。数々の実績を積み重ねてきたプロフェッショナルに頼めば、きっと素敵な庭を作ってくれるはずです。